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遅くなりましたが、ミッションスタート2ndお疲れ様でした。
区切りといいますか、相方のカプチーノさんは就職で、私のほうはというと後二年ほど院で勉学を志そうかと。 もしかすると、ドクターまで行くかもしれませんが・・・(汗 時間が出来てよろしければ、また一緒に同人しましょう! 私のほうも、いろいろと環境が面白いことになっていまして、4月から他の研究室の留学生の面倒を頼まれてしまい、どーすんですかー、っという感じです。 え? やっぱり英語ですか? そーですか・・・ひぃっ・・・! なんだかゲージが溜まってきた模様です。 ・・・いろいろなゲージですが(ぁ ともあれ、”卒業”ということで、いろいろと思うこともありまして、3,4分で即席小説などを作ってみました。 楽しんでいただければ幸いです。 ******************************************************************************** 『過去を振り返り』 明日は卒業式ということで、4年分振り返りつつ、酒などを飲んでいたり。 友人たちのいる僕の部屋は馬鹿と阿呆がのさばる無法地帯と化している。 酒飲んで馬鹿して笑いあうのはいつものことで、そんなことは変わらないなぁ、などと酔いつぶれた友人を尻目にそう思ったり。 そんな中ふと思い出すのは、この4年間の出来事だ。 ・・・いろいろとあったなぁ、と思うと同時に、 「あっという間だったな」 というのが正直なところの気持ち。 ――果たして僕は成長したのだろうか。 4年前の自分に問いただす。 手につかむひとつの封筒に、だ。 それは4年前の僕だったころの手紙だ。 「久しぶりかもよ」 僕は封筒にそういった。 『いつかの僕へ』 表、黒いマジックペンの太い字でそう書かれた封筒をなでると、僕は一息つく。 「僕は僕になんて書いたのだろう」 かつての僕はいつかの僕に、なにを求めたかったのだろう。 中から手紙を取り出しめくると、かつての僕からのメッセージがそこにはあった。 一枚目、 『お元気ですか? ――なんて他人行儀な言葉は要らないと思います。 これを開けているのなら僕は元気なんだろう、と。だから、僕は”久しぶり”といっているだろう僕に、同じ言葉を送りたいです』 そうだね、とページをめくる。 二枚目、 『いろいろと聞きたいことが目の前にあふれてしまって、なにを聞きたいのかうまく順序だてて言葉にできないようです。とりあえず、4年後の僕はちゃんと卒業できているのでしょうか?』 とりあえずはね、と僕は苦笑をした。 三枚目、 『僕は夢を、憶えていますか? 夢を、かなえれましたか?』 かつての僕の言葉に、僕は言葉を返せない。 あぁ、そうか、と僕は思い出した。 「僕はいつかの僕に――」 夢をかなえて欲しかったんだったな。 僕は手紙を閉じる。 そして、 「僕は、まだ夢に向かって追いかけてるよ」 かつての僕に語るように、僕はそう答えるようにしてつぶやく。 そして僕は自らの机に手を伸ばすと、白紙の便箋と封筒をつかんだ。 手紙を書こう。 差出人は決まっている。 「――いつかの僕へ、と」 さて、なにから聞いたらいいのだろう? いろいろとあるはずだ。 うまく言葉にできないかもしれないけど、それでも書こう。 書き出しはこうだ。 「久しぶり――、と」 ペンはすべるようにして白紙の便箋を埋めてゆく。 思うまま、感じるまま、僕はいつかの僕への手紙を書き始めた。 「いつかの僕よ――」 僕は、 「僕は、はたして夢をつかめたのだろうか?」 【完】 ******************************************************************************** 昔、学校とかで未来への自分に手紙を出しましょう、とかあったけど、そんな懐かしい気持ちをも含めて作ってみました。 どんなもんでしょ。 就職の方、頑張ってください。 4月から私も頑張っていこうと思います。 んでは。 PR この記事にコメントする
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プロフィール
HN:
八一さん
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/06/29
職業:
IT関連
趣味:
読書、ゲーム、本屋さんめぐり
自己紹介:
とある会社のネットワークエンジニア。
元物書き。 活動停止中。とりあえず、ひっそりと更新しております。 メッセ登録はご自由にどうぞ。登録時には一言ほしいかも・・・ [a]→@に変更で登録お願いします。 mikanbako-asobuusagi[a]hotmail.co.jp
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